遊園地スタッフの業務内容
遊園地スタッフの体験談をご紹介しましょう。
遊園地といえば、アトラクションです。
アトラクションスタッフの体験談として印象的なものといえば、定期点検後の試乗として、全国的にも有名な絶叫マシンに乗れたのが楽しかったという意見もあれば、新アトラクションの導入やトラブル後の試乗を頼まれ、楽しむどころかものすごい不安にかられたという恐怖の体験談もありました。
また、同じく遊園地に特徴的なのがキャストと呼ばれるキャラクターのコスチュームを着て園内を歩くスタッフの体験談です。
子供に人気なのは嬉しいけれど、あまりに子供たちの勢いが激しくて、なかなか解放してもらえず、汗だくになって危うく脱水症状になりかけたというエピソードがありました。
重たくて暑く大変なキャラクターへの変身ですが、意外に女性が多くいます。
そんな女性バイトの声としては、「キャラクターとして接してもらっているとはいえ、男性客に思い切りハグされたりするとドキドキする」なんてリアルな声も上がっています。
そのうえtwitterなどの投稿に「ハグした時の感触が柔らかくて女性かと思った」などと掲載されているのを読んで、ちょっと怖くなったなんて話もありました。
キャラクターを演じるとはいえ生身の人間である以上、中に入るのも色々と苦労があるものです。
清掃スタッフの大変さ
清掃を担当するスタッフからは、「赤ちゃんが安心してハイハイができるくらいの清潔さや、極端に言えば落としたソフトクリームを食べられるくらいの綺麗さ」を求められるので大変という声が上がっていました。
中にはキレイにしようと頑張ったあまり、アトラクションに演出としてついていたクモの巣の作り物を本物と間違って取り去ってしまったという失敗談がありました。
ちょっとしたアクシデントにはなったようですが、それだけクリーン作業に懸命に取り組んだと評価してもらえ、咎められることはなかったようです。
閉園後、開園までの深夜から朝方にかけて、大型の機械式のクリーナーなどを総動員して園内を徹底的に清掃した経験があるバイトの場合、時間内に終わらせるというプレッシャーのほか、真冬の外の作業は本当に辛いなんて声も聞かれました。
こうしたお客様とは直接接することのない裏方のバイトたちの努力や根性による支えが、多くのお客様を楽しませる１つの原動力になっていると思うと、娯楽系のバイトも侮れないというか素晴らしさを実感できるのではないでしょうか。