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パート面接でよく聞かれる質問と答え方のポイント

話し合い

面接では事前の対策がカギを握る

パートをスタートするに当たり、避けて通る事の出来ない最初の関門となるのが面接です。
緊張する面接の場面で自分の考えや仕事に対する意欲を正しく相手に伝える事は簡単ではありません。
そこで事前の準備・対策が重要で、これは採用・不採用のカギを握っていると言ってもいいでしょう。
自分の頭の中で考えておくのみならず、言葉に出す訓練も対策として有効と言えます。
どんなタイプの質問に対してもネガティブな答え方は避け、前向きな言葉を選んで表現をするとイメージは全く変わってきます。
まずはよく聞かれる質問を想定して答え方を考えておくとともに、予期しない問いにも慌てずに済むように準備をして面接に臨みましょう。

よく聞かれる質問とその回答サンプルとポイント

1.志望動機
回答の例は、「育児が一段落し時間が出来たので、元来人と話すことが好きな性格を活かして接客業に携わりたいと思い、応募しました。」
回答のポイントは、働こうと思ったきっかけに加えてなぜこの企業・店舗を選んだのかを加える事で好印象を与えます。

2.残業の可否時間
回答の例は、「事前に確認してもらえれば対応出来る日もあります。◯時までであれば、出来る限り調整したいと思います。」
回答のポイントは、仕事に対する熱意と柔軟な対応が出来るか否かで、「それは無理」と即答すれば印象を悪くします。
ただ育児中のケースでは、子供が保育園に通っており勤務は週に4日程度、◎時~◎時を希望します、と具体的に伝えましょう。
シフトを組む店舗などでは勤務可能な時間は重要なポイントですので、曖昧に時間を答えると互いにあとで困った状況になります。

3.過去に未経験の業種への応募
接客業の未経験者がファミレスに応募する場合などの回答の例は、「人と接して話をすることや人に喜んでもらう事が好きなので、楽しい事ばかりではないと思いますが未経験の事にもチャレンジしたいと思い応募しました。」
回答のポイントは、未経験でも意欲のあることと、この業種の特徴を理解していることを前向きに伝え、考えにギャップはないことを分かってもらいましょう。

4.自己PR
回答の例は、「長所は地道に努力する事が苦手でないことで、短所は1つの事に集中し過ぎて周りが見えなくなるところなので、対策として何かを始める前にプライオリティと時間配分を決めて計画的に作業を進めるように気を付けています。」
回答のポイントは、長所と短所を端的にわかりやすく伝えるため長所と短所は対照的である方がいいでしょう。
また、短所を補う対策を取っていることを伝えられるとさらにイメージはアップするでしょう。

答えにくい質問とその回答サンプルとポイント

1.短期間でパート先を変更した理由
回答の例は、「子供が保育園に通っている期間は様子を見ながら短期間のパートを続けました。」
回答のポイントは、単に気が変わった、あるいは周りとの折り合いですぐに辞めたのではなく、納得のいく答え方をし、ネガティブな答え方は避けます。

2.前職を辞めた理由
回答例は、「育児中は家庭を第一にと思い辞めたのですが、育児が一段落し時間が出来たのでまた仕事を始めたいと思いました。」
回答のポイントは、短期間ですぐに辞めるつもりはなく、前職はあくまでも自分のライフプランに応じた選択とすることです。