1. >
  2. >
  3. アルバイトと契約社員の違い

アルバイトと契約社員の違い

工場で働く女性

バイトと契約社員は何が違うのか

雇用の種類にはいくつかの種類があります。
雇用の種類によって呼び方も様々です。
アルバイトやパート、契約社員、嘱託社員など似たような名前のものがあり、その違いが判らないという人も多くいます。

臨時雇用と非正規雇用と呼ばれる雇用形態は労働契約にどれくらいの期間かということが定められています。
アルバイトと契約社員は法律で決められている呼ばれ方ではなく、企業によって言われ方が様々です。
どちらも非正規雇用であり、一般的には雇い主と一定期間の雇用期間が決められており、その期間が終わったら契約を終了するか再度契約を結ぶのかを確認することになります。

アルバイトや契約社員のメリットとデメリット

アルバイトや契約社員の場合には会社が決めている契約期間働くことになります。
この期間については法律で決められているものではなく、会社が定めることが可能です。
多くの会社は1年契約としており、1年の勤務が終わるころになると面接が行われ契約を更新するかどうか、給与や待遇の変化があるかどうか、といった話がされます。

契約期間が決められておりずっと働けないことはデメリットに感じる人もいますが、そのようなことはありません。
人によっては契約期間の間、決められたシフトで働くことができれば他の会社と掛け持ちで仕事をすることもできます。
一つの会社でしっかりと働くこともできますし、やりたいことが複数あったり自分の都合によってうまくシフトを組むために複数の会社で働くようにしたりすることもできるのです。

正社員の場合には、他の会社で働くのは二重契約となり規約違反となります。
しかし、アルバイトや契約社員の場合には、勤務時間や勤務日以外には他の会社で働くことが可能です。
ただし、会社によっては同業種との掛け持ちが禁止されていたり、掛け持ち自体が禁止されていたりすることもあるので注意をしましょう。

また、会社によっては正社員へ登用されることもあります。
大学生のうちからバイトをしていてそのままその会社に就職をするということもできるのです。
そのようなことができると就活もかなりスムーズに済みますし、就職してからの待遇も新卒よりもよくなることも多いです。

このようなことを聞くとアルバイトや契約社員はメリットばかりに見えます。
しかし、デメリットもあり、それは正社員よりも待遇が良くないという点です。

中には正社員のようなシフトで勤務をしているバイトや契約社員の人もいますが、給与も待遇もどうしても正社員には劣ってしまいます。
有休がなかったり、保障がなかったりという点では正社員より劣っているという点は正社員に比べると大きなデメリットです。