アミューズメント施設やイベント関連の仕事など、人々が楽しむ場所、
これまで入ったことのない施設の裏側で働くのは意外に興味深く楽しいものです。
ですが、遊園地の例にあったように、１日中立ち仕事で笑顔を振りまき、
園内の安全などに配慮して神経を使う割には時給が安いというのも玉にきずです。
学生さんがちょっとおこづかい稼ぎや経験のためにと働くならいいかもしれませんが、
少し収入が物足りないという方もいるかもしれません。
そうした場合は、バイトのかけもちという方法もあります。
同じジャンルのバイトをするメリット
もちろん、全く別のジャンルの仕事をするのもありですが、
ジャンルが同じですと、接客態度やマナー、言葉遣いなどの丁寧さなど共通する部分もあり、
かけもちが初めての方でも、２つの仕事をやりやすいのではないかと思います。
求人への応募にあたっても、娯楽系バイトの経験があると分かれば、
採用確率も高まるのではないでしょうか。
あとは、かけもちをいかに上手くやって、効率よく稼ぐかが問題になります。
もっとも、収入アップを焦るあまりに、極端にシフトを詰め込み過ぎると自分の体力がもたないかもしれません。
立ち仕事や動き回る仕事も多く体力勝負ですし、１日接客していると自分が思っている以上に神経を使うものです。
たまには休みを入れるなど、仕事に潰されないようにしましょう。
まずは、現在働いているバイトのシフトを考え、その合間に入れて行きます。
曜日をずらす方法と、一方の仕事を夕方までに終え、その後別の仕事に入るパターンもあります。
同じ日に２つのバイトを入れる場合は次の仕事に遅れないよう、残業が発生しないかを考えたり、
時間の余裕をもって次のバイトのシフトを入れるのが賢明でしょう。
特に夜22時以降は時給が25％アップになることが法律上決まっていますので、
かけもちのバイトは深夜時間帯を含めて入れる仕事を選ぶと、収入アップには効果的かもしれません。
収入の管理
２つのバイトをかけもちする場合、気をつけたいのが収入の管理です。
勤務先が１つだけの場合、その会社で行ってくれる年末調整でバイトであっても、
税金の調整が受けられ、それで全てが済みます。
ですが２つの勤務先から給料をもらう場合には、
年末調整ではなく基本はご自身で確定申告をしなければなりません。
やってみればそれほど難しい作業ではありませんが、
面倒だなと思われる方はいるかもしれません。
もっとも、税金が多く控除されたままでも構わないというのであれば、
源泉徴収だけで終了させることもできるでしょう。