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バイトの面接で遅刻しそうな時の正しい対応の仕方

タイムレコーダー

面接で遅刻は許されるか

「採用面接にいきなり遅刻」はあってほしくない事態ですが、公共交通機関が遅れた、事故に巻き込まれた等、想定外の事も起こりえます。
このような事態に直面したらどう行動すればいいのでしょうか。
遅刻してしまうと、それがマイナスポイントとなるかどうかを気にする方は多いです。
企業採用担当者などの意識調査によると遅刻は許されないと回答した割合が70パーセント以上だったという報告がありますが、実際に遅刻が許されるかどうかは、状況や企業(担当者)次第というところでしょう。

一般的に言えば遅刻は基本的にNGなのですが、交通機関の遅れなど本人の不可抗力で、それがある程度大規模で余裕を持って行動していてもやむを得ないケースであれば多くの場合で認められるのではないでしょうか。
些細な事情で大事な約束のある日に時間を守れない恐れがあるという事は考えの甘さを露呈しているのでやはり大きなマイナスでしょう。

遅刻しそうな場合の対処法

それでは遅刻しそうな事態となった場合、どの様に対処すればよいのでしょうか。
面接というのは時間を約して相手と面接することで、相手の時間を拘束する事です。
つまり約束した時間に遅れるという事は相手のスケジュールに迷惑をかけるという事を意味します。

自分の不可抗力で遅れる場合もそうでない場合も相手に与える迷惑という意味では同じなのです。
遅刻しそうになった時に一番に考えるべきことは、「遅刻しても採用してもらえるだろうか?」ではなくて相手にかける迷惑を最小限に食い止めるにはどうするかです。
その点を理解すれば、遅刻しそうなときの対処はまず「相手に遅れることを伝える事である」ことが理解できると思います。

相手に連絡を取る方法

遅れそうになった時点で相手にその旨の連絡を入れるべきことは理解していただいたと思いますが、その手段についてはどうでしょう。
近年は連絡手段と言えばラインやメールが主体で、このようなケースでもメールでよいと思う方も多いかもしれません。
しかしメール等は確実に状況が伝わったかどうかがわかりませんので、急いで伝えるケースには不向きです。
企業によっては勤務時間中にスマホを身に付けていないケースも多いのです。
取り急ぎ確実に連絡をする場合は、電話連絡をするように心がけましょう。
電話であれば、本人が出られなくても企業や店舗の場合必ず誰かが対応してくれますので、確実に伝わります。

電話の対応例

担当者本人が電話口に出た場合の対応例を、公共交通機関の乱れで遅れる場合で示します。
「申し訳ありません。〇〇時に面接のお約束をしている△△です。電車が事故のためダイヤが乱れており、20分程度お約束の時間に遅れる見込みです。お忙しいところ申し訳ありませんがお待ちいただけませんでしょうか。」
ポイントとなるのは、謝罪の気持ちを伝え、遅れる理由を伝え、遅れる時間の幅を伝え、待ってもらえるかを確認する事です。

もし担当者本人が不在であれば、
◎◎様に伝言を願いたいとして、上記の旨を伝えてもらいましょう。
最寄り駅到着時に改めて連絡すればより好印象です。