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  3. バイト面接の自己PRのポイント

バイト面接の自己PRのポイント

女性の脚

面接官が自己PRで知りたいこと

採用面接で必ずと言っていいほど質問される自己PRですが、これは採用の可否に大きく影響する重要ポイントなので、採用側の意図を理解した上で、的確にアピールするようにしましょう。
採用する側が知りたいのは主に次の3つのポイントです。

1.人柄
面接官が見極めたいのは応募者の人柄で、履歴書と短時間の面接だけでは容易に判断が付かないのですが、自己PRを聞けば深い質問に結びつき、同じ職場で働ける誠実な人物か否かがわかります。
採用面接の自己PRでは、努力を積み重ねることのできる忍耐力がある、または友人ともうまく付き合える協調性を持ちコミュニケーション能力もある、といった人柄が好印象です。

2.熱意
多くの場合採用する側は「長期間継続してもらえるか」についても気がかりです。
「(例えばホテルやレストランなど接客業であれば)人と話をするのが好き、あるいは人に喜んでもらえる事をするのが好き」といった業界にマッチした仕事に対する熱意をアピールすると好印象です。

3.仕事に活かせる技能の有無
これまでのバイト経験などで、自社(店舗)でも「即戦力になって活躍が期待できる」人材はぜひ来てほしいものです。
仮に同業種でのバイトの経験があっても、かつてのバイト先を辞めた理由を「他のスタッフとの折り合いが悪かった」などネガティブに答えず、サークル活動あるいは大学の講義に支障が出た等、止むを得ない状況を挙げましょう。

面接において好印象を与える自己PRのポイント

1.明るい笑顔でハキハキと話す
面接時は笑顔が重要で、笑い声を上げるという意味ではなく、自然で明るい笑顔が大切です。
答える時はハキハキした聞き取りやすい声で話すことがポイントで、アピールできる内容でも小さな声でボソボソ話してもインパクトがない上にコミュニケーション能力の不足ととられマイナスです。

2.清潔感を心がける
清潔感は重要で、学生のケースでは一部の職種以外では基本的にスーツは不要ですが、カジュアルすぎないように注意しましょう。
ボサボサの髪、だらしない服装、派手な格好、長くて汚れた爪はNGです。

3.自己の体験に基づき具体的に話す
単に「粘り強い性格」「ポジティブな性格」と漠然としたイメージを口頭で伝えても説得力に欠けます。
実体験に基づきこのような経験で、このように感じ、どう行動したかを具体的に話せば自己PRに説得力を持たせることが出来ます。

レストランやホテルなど接客業の自己PR例

私は新たな出会いで初めて会う方と話をすることが好きで、これまでにも約1年間居酒屋でアルバイトの経験があります。
学校のゼミが忙しくなったことと、引っ越しを機にそのバイトは辞めました。
現在、ゼミも一段落して時間に余裕が出来たことと、自宅に近く通勤時間が短いことからこちらのお店で働きたいと思い応募しました。
以前の店舗と異なり、こちらのお店は高級店でお客様のクオリティも高いと思いますが、スタッフとしての基本技能は習得しており、すぐに仕事に慣れることは可能と思います。